モミ・・・その1
■マツ科
常緑の高木。
江戸時代の丹沢には御材といい幕府の直轄林がありました。
古くから丹沢六木といい、モミ、カヤ、ツガ、ケヤキ、クリ、スギを切ることが禁止されていました。
このため、近年までうっそうとした自然林が残っていました。
大正十二年九月の関東大震災後に丹沢は全山荒廃するが、昭和六年に丹沢の御用林は県有林となります。
このころから丹沢のモミは伐採されていきます。
モミは当時建築用材のほか、経木を作りました。
経木は今は紙製品やプラスチックにおされて往時の見るかげもありませんが、当時は竹の皮と並ぶ重要な包装材でした。