コウボウムギ・・・その2
地下茎をはじめ葉の根もとの鞘には、黒褐色の粗い繊維がからみつき、これを筆として利用したのでフデクサの名がつき、能書家として有名な弘法大師にちなんで、弘法麦となりました。
春から初夏にかけて葉の間から細い茎(桿)を出し、この先に花穂を着生します。
雌花穂と雄花穂の別があり、いわゆる雌雄異株で、両者の株がそれぞれ団塊状をなして砂浜にひろがっていることが多いです。
緑色の雌花穂の波と黄褐色の雄花穂の波が交互に砂浜を染め分けて、なかなかに美しい景観をかもし出します。
雌花の集まった穂はやがて褐色に変わり、暗褐色の硬い種騙子が地上にこぼれ出倖る頃には、砂浜にも落群冷たい北風が吹きあれます。